2011年4月18日月曜日

アプリを実機でビルドする。 準備編

アプリの作り方の解説の前に、作ったアプリを実機で動かす為の手順を解説しちゃいます。

なんでかって言うと、色々なサイトや書籍とかに付いているサンプルコードを実機で動かしてみたいってのが人情じゃないですか。


※iOS Developer Program に登録されていることが前提です。



アプリの作り方の解説の前に、作ったアプリを実機で動かす為の手順を解説しちゃいます。

なんでかって言うと、色々なサイトや書籍とかに付いているサンプルコードを実機で動かしてみたいってのが人情じゃないですか。



PCでの準備

  • アプリケーション>ユーティリティ>キーチェーンアクセスを起動。
  • [設定確認]より、OCSPとCRLが「切」になっている事を確認。


  • キーチェーンアクセス>証明書アシスタント>認証局に証明書を要求を選択して、証明書を作成します。
  • ユーザのメールアドレス:iOS Developer Program に登録した際のメールアドレス コモンネーム:iOS Developer Program に登録した際のFirstname とLastnameを記入する。
    要求の処理:[ディスクに保存]を選択して、「鍵ペア情報を指定」をチェックします。


iOS Provisining Portal

    iOS Dev Centerの「log in」ボタンを押すとIDとパスワードを入力するフォームが出てくるので、入力してログインします。
  • ログイン後、iOS Developer Programのメニューに表示された iOS Provisioning Portal へ入る。


  • 左側にあるメニューより、「Certificates」>「Development」タブ。

  • 「Request Certificate」をクリックして,次の画面で証明書要求のファイル(キーチェーンで作成した作成したCSRファイル)を選択し、「Submit」をクリック
  • タブを一旦、「Distribution」タブにします。それから、「Development」タブに戻します。
  • Request Certificate の箇所に「Approve」ボタンが表示されますので、クリックします。
  • タブを一旦、[Distribution]タブにします。それから、[Development]タブに戻します。
  • Approve の箇所に「Downloade」ボタンが表示されますので、クリックすると、証明書をダウンロードします。
    リストの下にある「WWDR intermediate certificate」もダウンロード
  • ダウンロードして、ファイルをダブルクリックすると、キーチェーンアクセスの証明書に追加されます。
  • If you do not have the WWDR intermediate certificate installed click here to download now. のアンカーをクリックして「AppleWWDRCA.cer」をダウンロード。
  • ダウンロードして、ファイルをダブルクリックすると、キーチェーンアクセスの証明書に追加されます。
  • キーチェーンアクセスに、以下の証明書が追加されていれば成功。
    • ■iOS Development: Firstname Lastname
    • ■Apple Worldwide Developer Relations Certification Authority

Deviceの登録

  • iPhoneをMac に接続し、Xcode を起動。
  • メニュー>ウィンドウ>オーガナイザ
  • iPhone の「Identifier」(Device ID)をコピーします。後で貼付ける為。
  • iOS Provisioning Portalにログインします。
  • 左側にメニューDevicesをクリックします。
  • Manageタブを選択する。
  • Add Devices からDevice Name とさっきコピーしたDeviceIDをコピペで入力

Provisioning Profileを作成する

  • 左側メニュー>App IDs
  • ユニークなアプリのIDを作成する為の手続き
    • 以下の項目を記入して[submit]ボタンをクリックする。
    • Description: xxxx (後で何のアプリか分かればよい)
    • Bundle Seed ID:Generate New
    • Bundle Identifier:com.xxx.appriname(com.domainname.appnameの形が推奨されている)
  • メニュー>Provisioning>Developmentタブ
  • [New Profile]ボタンをクリックして、以下の項目を記入して[submit]ボタンをクリックする。
    • Profile Name:xxxx(後で、何アプリの開発用だとわかるように記入する)
    • Certificates:チェックを入れる
    • AppID: さきほどAppIDsで作成したIDを入力
    • Devices:実行したいデバイスにチェックを入れる。
  • メニュー>Provisioning>Developmentタブ
  • 先ほど作成したProvisioning ProfileのDownloadボタンをクリックしてダウンロード。(作成後しばらく待つ必要有り)
  • ダウンロード後、ファイルをダブルクリックするとXcodeに取り込まれる。
以下にあるようにcertificateは自分おPCが正規な開発者のものかどうかを認証する為のものなので、一台のPCで開発している人は一回だけしかやらない作業です。 Provisioningの作成とインストールは頻繁にやる作業なのでしっかりと理解しておいた方が良いとおおいます。BundleIdentifer に*をつけたIDを作るなどの方法もありますが、個人的には一度もメリットを感じたことが無いのであえて解説はしません。

その他メモ

    証明書(Certificate)について
  • 正規のiPhone開発者であるという証明書(Certificate)をPCに登録する必要がある。
  • iPhone Developper Program では公開鍵、秘密鍵方式で認証している(RSA)
  • 証明書は開発するマシンにインストールされる、キーチェーンアクセスでインストールされた証明書を確認できる

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