2011年4月21日木曜日

ダウンロードしたサンプルプログラムをビルドする。

僕がDeveloper登録して一番最初に行ったことは、ネットなどで見つけたサンプルコードを実行してみた事です。
実際に形ある物で動かしてみることはとても大事です。

でも大抵のサンプルは過去に作られたものなので、Xcodeで起動してみると「BaseSDK missing」となってビルドできないですよね。

前回までの記事で解説した実機でのビルドをしっかりとマスターされた方なら「余裕っすよ」なんて言ってくれるかもしれませんが。。。

僕もここで少しつまずいたので、さっそく解説しちゃいます(^^)

  • まず、適当なサンプルをダウンロードしてきます。
    アップルのでも、書籍のサンプルでも何でも良いです。
  • ほとんどの場合、zip形式になっているので解凍します。
  • プロジェクトファイルをダブルクリックしてXcodeで起動します。


  • はい、思った通りBase SDK Missingです。


  • メニュー>プロジェクト>プロジェクトの設定を編集を開く


  • ベースSDKがiOS 3.1.2になってますね。これはSDKが3.1.2の時に作られたものだということが推測されます。


  • これを最新のSDKに書き換えます。この記事を書いてる現在はiOS4.3なのでそれにします。
  • もうひとつ、Code signing > コード署名>Any iOS をTeam Provisionning Profileに設定します。
  • 通常はここで Base SDK Missing からDebug〜に変わる。変わらなければOptionを押しながらBase SDK Missingとなっているボタンをクリックするとビルド先が設定できるようになる。(ここ大事)


  • iPhoneを接続してビルド。
  • 見事に立ち上がる
※まれに作者のidが残ったままになり、code sign errorが出る場合があるが、その場合は僕は諦めちゃいます。キーチェーンの設定を見直したり色々とやり方がありますが、サンプルはビルドできずにさらに自分の作ったプロジェクトまでビルドできなくなりましたなんてこともあったのでw

その場合は、自分で新規プロジェクトを作ってコードをコピーしてFrameworkなども取り込み直して作り直します。

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